子どもの寝かしつけに絵本を読んでいる、これから読んでみようかと思っている方、いらっしゃいませんか?
でも本屋で探してもどれが良いか迷ってしまうほど、数多くの絵本がありますよね…。しかも子どもと一緒に本屋に行ってもゆっくり探せないし、仕事をしている方は本屋に行く時間すらない…という方もいるのではないでしょうか。
ここでは、管理人が実際に寝かしつけで読んでみて、寝かしつけに成功した絵本、子どもが気に入っている絵本を紹介します。絵本選びの参考になれば幸いです。
なかなか寝ない子どもを毎日寝かしつけるのはしんどいですが…頑張りましょう…(泣)。
『ゆっくとすっく ねんねなんてもったいない?』
- 文 :たかてらかよ / 絵:さこももみ
- 出版社:ひかりのくに
- 値段 :918円(本体850円)
- 発行年:2013年
ゆっくとすっくシリーズの絵本です。この絵本は、お友達みんなでお泊り会をしている時に、寝るのなんてもったいない!と寝る時間になってもまだ遊びたい2人の所に…星の子たちが現れます。
でもお友達はぐっすり夢の中…。そんなお友達に星の子たちが【ぴかぴかパワー】をくれます。次の日も、みんなが元気に遊べるように、ぴかぴかパワーを届けに来てくれたのです。
それを見た2人も欲しい!とと言うのですが…星の子たちに断れてしまいます。【ぴかぴかパワー】起きている子にはあげられないのです。寝ている間に元気になれるから…。
迷った2人は、ぴかぴかパワーをもらう為にお目目をぎゅっと瞑って…。いつの間にか眠った2人に星の子たちが【ぴかぴかパワー】をくれます。
この絵本を通して、『どうして夜になったら寝ないといけないのか』『寝るとどうなるのか』を教えてくれます。
管理人の子は2歳前からこの絵本を読み、いつも夜には「ねんねしてぴかぴかパワーもらおうね。それで明日またいっぱい遊ぼうね」と話して寝ています。
なかなか眠れないときは「起きていると星の子たちが来てくれないよ。ゆっくとすっくみたいに、お目目瞑ってねんねしようね」というと、ちゃんと目を瞑って寝ようとします。
子どもも寝ないといけない理由が分かると、夜は寝る時間…とちゃんと寝ようとします。
この絵本を読み始める前は、何を言っても「まだ寝ない。遊ぶ!」と寝かしつけるまでも大変だったのですが、読んでからは「今日はどの星の子が来てくれるかなぁ」と素直に布団に来てくれます。素晴らしい!
『ねんねなんてもったいない?』の他には…
- 『ゆっくとすっく しあげにはみがきもういっかい』
- 『ゆっくとすっくとやだやだおばけ』
- 『ゆっくとすっく うそはちくちく』
- 『ゆっくとすっく トイレでちっち
- 『こんなときってなんていう?ともだちできたよ』
などなど…歯磨きやトイレ、お友達との接し方など、本当に色々な場面の絵本があります。
子どもの「どうして?」が言葉だけではなく、絵本を通して教えてあげられるのが嬉しいシリーズです。
『ねんねんどっち』
- 著者 :宮野聡子
- 出版社:講談社
- 値段 :1512年(本体1400円)
- 発行年:2017年
これも、ねんねが楽しくなるような絵本です。
夜、寝る時間になって…2人の子どもがお母さんに【ねんねんどっち】がしたい、とお願いします。
お母さんが子どもと一緒に布団に入りながら…「もしもお家で飼えるとしたら…?」「もしも1つ好きなおやつを食べられるとしたら…?」「もしもこんな枕があったら…?」などなど…。色々な物を子ども達に選んでもらいます。
【ねんねんどっち】を続けていると、次第に眠たくなってくる子ども達…。そっと耳をすませると聞こえてくるのは、鈴虫やフクロウ達の子守歌…。眠るまでお腹をとんとん…。眠るまで頭をなでなで…。
静かに眠っていく子ども達。始めて読んだとき、こんな風に寝かしつけられたら、どんなに素晴らしいか!!と思いました。
実際に娘に読んでみると、まだ「どっちがいい?」をしていても、楽しくなりすぎて眠るのにはまだまだ…って感じでしたが、「ねんねんどっちみたいに、とんとんして」と言って、お目目を瞑って眠っていました。(当時娘は2歳)
また、寝かしつけの時ではなくても、日中遊んでいる時にもお気に入りの絵本で、『どっちがいい?』を選ぶのをとても楽しんでいます。1歳前から読み始め、長く読み続けている絵本の1つです。
永岡書店の『名作アニメ絵本』シリーズ
これは寝かしつけに直接関係のあるお話の絵本ではないのですが、夜寝る前に読む一冊としておススメのシリーズです。本屋に行くと、クルクル回るタイプの棚?に陳列されている、小さめの絵本です。
夜寝る前に絵本を読む習慣をつけたくても、毎回同じ絵本では子どもも飽きてしまいますよね。このシリーズは値段が他の絵本と比べて安い為、同じシリーズの本を揃えやすいです。
なんと、1冊380円。何冊か揃えておいて、日によって変えたり、子どもに自分で選んでもらったり出来ます。『今日の絵本』を自分で選ぶことが、寝る前のお楽しみになるので、スムーズに布団に入ってくれます。
しかも、管理人の娘は2歳前から読み始め、まだ字が読めないはずなのに話を覚えていて、少しずつならちゃんと文の通りに読めることがあるんです!
子どもも出来ることが増えると嬉しいですよね。毎日絵本を読むのが楽しみになりました。
『名作アニメ絵本』には2つのシリーズがあるので、各タイトルをご紹介します。どれも有名なお話ばかりなので、お父さん・お母さんが好きな話を教えてあげるのも良いですね♪
※似ているシリーズで『せかいめいさくえほん(河出書房)』や『はじめての世界名作えほん(ポプラ社)』などもあります。シリーズによって絵柄が違うので、好みの絵柄を選ぶと良いと思います。
日本昔ばなしアニメ絵本シリーズ
- かちかち山
- さるかにばなし
- 一休さん
- かぐやひめ
- ももたろう
- いっすんぼうし
- はなさかじいさん
- こぶとりじいさん
- したきりすずめ
- おむすびころりん
- ぶんぶくちゃがま
- うらしまたろう
- かさじぞう
- きんたろう
- つるのおんがえし
世界名作アニメ絵本シリーズ
- ながぐつをはいたねこ
- シンデレラ
- ヘンゼルとグレーテル
- しらゆきひめ
- 三びきのこぶた
- おやゆびひめ
- みにくいあひるのこ
- にんぎょひめ
- あかずきんちゃん
- おおかみと七ひきのこやぎ
- ピノキオ
- ピーターパン
- こびととくつや
- 赤いくつ
- はくちょうのみずうみ
- そんごくう
- みつばちマーヤ
- ジャックとまめの木
- イソップものがたり①
- イソップものがたり②
永岡書店には『ディズニー』絵本も
『名作アニメ絵本』シリーズのほかに、ディズニーのお話の絵本もあります。値段は1冊432~486円と、こちらもリーズナブルです。
ディズニーのどのお話が絵本になっているのか、ご紹介します。
- ふしぎの国のアリス
- シュガー・ラッシュ
- ピーター・パン
- Mr.インクレディブル
- アラジン
- リメンバー・ミー
- アナと雪の女王
- 塔の上のラプンツェル
- カーズ
- トイストーリー
- モアナと伝説の海
- ちいさなプリンセス・ソフィア
- シンデレラ
- リトル・マーメイド
- 美女と野獣
- ファインディング・ニモ
- しらゆきひめ
- 眠れる森の美女
- ズートピア
- ベイマックス
- モンスターズ・インク
- ティンカーベル
- ミッキー
- くまのプーさん
- バンビ
- ダンボ
有名な話が沢山ですよね。中には映画化されていない話が絵本になっているものもあるので、ぜひ一度手に取って、お気に入りの話を見つけてみてはいかがでしょうか。
もっと詳しくタイトルを知りたい方は、永岡書店の公式HPをご覧下さい♪
まとめ
毎日必ずやってくる寝かしつけの時間…。少しでも早く寝てほしいし、イライラしたくないですよね。しかも昨日まではこの方法が効いていたのに、急に寝なくなった!!なんて悲しいことも少なくありません…。
管理人も色々な方法を使ってきましたが、驚くことに…寝る前に絵本を1冊読むことにしてから、寝かしつけ方法が変わっていないのです…!!ありがとう!絵本たち!
どんな子にも必ず効く!という訳ではないと思いますが、寝かしつけが上手く行かない…。どの絵本を選べば良いか分からない…。と困っている方、一度試してみてはいかがでしょうか。
子育てに関する悩みについて、当サイトでは以下の記事もあります。気になる方はぜひご覧下さい。
一日の最後が笑顔で終わりますように…。子どもも大人も、穏やかな気持ちで眠れますように…。
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