離婚後の手続き ~国民年金・健康保険と子の氏変更・入籍届~




やっと離婚出来た…と思っても、まだまだやらないといけない手続きがあるんです。

ここでは各手続き方法についてご紹介します。あと一息、頑張りましょう!

国民年金・国民健康保険

もし婚姻中に相手の扶養に入っていた場合、国民年金と国民健康保険に切り替える手続きが必要です。もしすぐに働き、会社の年金や健康保険に加入する場合は会社で手続きを行い、そうではない場合は、区役所で手続きを行います。

ここで必要なのが『資格喪失証明書』で、離婚により相手の扶養から外れたことを証明する書類です。この書類を自分ではなく、相手にしてもらわなくてはいけないのです。

相手の勤務先に離婚日を伝えなくてはいけないのですが、勤めている本人が報告しなければいけません。

そのあと自分が持っている健康保険証を返却し、証明書が完成すると相手に渡されます。それを相手から送ってもらわなくてはいけないのですが…。悲しいことに、この手続きをきちんとしてくれない人がいるのです。

相手が手続きをしてくれない限り資格喪失証明書は発行されず、国民年金にも健康保険にも変更する手続きが出来なくなってしまいます。凄く困る!!

この手続きが終わるまでは、まだ連絡を取れるようにした上で、会社の電話番号も把握しておくことをおススメします。

管理人は、元夫が手続きしたと言われてからも全然証明書が届かないので、困って会社に直接連絡をしました。そして、証明書を元夫経由ではなく、直接私に送ってもらえるようになり、やっと証明書を手にすることが出来ました。

相手がきちんと手続きをしてくれれば何の問題もありませんが…念には念を。もし手続きをしてくれないことも想定して準備しておいた方が良いかもしれませんよ…。

子の氏変更・入籍届

離婚すると、親は離婚届に苗字を旧姓に戻すか、婚姻時の姓をそのまま使うか選べますよね。

でも子どもの苗字をどうするか、離婚届には何も記載がないのです。ここでは、離婚後に父ではなく母が親権者となる場合を例にして、子どもの苗字に関する手続きについてまとめます。

離婚後、子どもの苗字と戸籍はどうなる?

離婚後に何の手続きもしないままでは、子どもの苗字も戸籍も婚姻時のものから変わりません。なので、親権者の母が苗字を旧姓に戻しても、子どもは婚姻時の苗字のままなのです。

戸籍も同様で、離婚すると夫の戸籍だった妻は自動的に新しい戸籍を作り、夫の戸籍からは除籍となりますが、子どもは夫の戸籍に入ったままになります。

また、もし母が旧姓に戻さず婚姻時の苗字を使ったとしても、子どもとの苗字とは別のものとなり、戸籍も母は新しい戸籍、子どもは父の戸籍に入ったままです。

もし婚姻時の苗字を使用しても…
父:田中

母:田中

⇒子:父と同じ”田中”で母の”田中”ではない。

※見た目は同じ苗字でも、母だけ別の田中さんになる

子どもの苗字を親権者である母と同じ苗字に変更したい場合、家庭裁判所と区役所で手続きを行わなくてはいけません。

見た目は同じ苗字でも、”田中”から”田中”に変更する手続きをしなければ、法的に苗字も戸籍も母と子は違うままになってしまいます。

母と子が同じ苗字、戸籍に出来るまでの手続きを順番にご説明します!

子の氏変更申し立て

まず、家庭裁判所で子どもの苗字を変更する手続きを行い、変更許可審判書をもらいましょう。手続きを行う家庭裁判所は、子どもの住所地を管轄している裁判所で行います。

ちなみに、もし子どもが15歳以上のときは、子どもが申立人となって手続きを行わなければいけません。

自分の意志で苗字を選べる年齢だと判断されるためです。子どもが裁判所に行かなくては手続きが出来ないので、注意しましょう。子どもが15歳未満のときは、親権者が代わりに手続きを行います。

必要な書類

  • 申立書(裁判所で記入)
  • 子の戸籍謄本(夫が筆頭の戸籍謄本)
  • 母の新しい戸籍の戸籍謄本
  • 収入印紙(子1人につき800円分)
  • 郵便切手(裁判所により金額が異なる)

※切手は裁判所によって金額が異なります。

戸籍謄本はそれぞれ1通ずつ必要です。ここで面倒なのが、離婚届けを出してすぐには戸籍謄本が出来ないことです。

離婚後に新しい戸籍を作り、その新しい戸籍謄本が出来るまで約1~2週間かかります。母だけではなく、子どもの戸籍謄本も母が除籍となる手続きが必要なので、どっちもすぐには出来上がりません。

夫の本籍地と離婚届を提出した区役所、母の新しい本籍地がどこか…などで出来上がるまでの期間も変わってきますが…。どんどん手続きを進めたいのに、ちょっと面倒ですよね。

戸籍謄本が出来たのか、区役所に問い合わせれば分かりますが…出来るかな?という頃に電話して聞いてみるしかないので、いちいち連絡するのも面倒。なので、おススメは郵送で戸籍謄本を受け取る方法です。

子どもの戸籍謄本は、子の入籍届を提出する際にも必要です。2通準備しておきましょう!

母の戸籍謄本は、本籍地で手続きを行う場合は1通でOKです。

1点注意しなくてはいけないのが、郵送請求書に『離婚した事実が分かる戸籍謄本』が欲しいことを書いておくことです。

これを書いておけば、新しい戸籍謄本が出来次第、郵送で送ってもらえます。切手代はかかってしまいますが、いちいち電話で聞いたり、出来た頃に区役所に行ってみて出来てなかったり…なんて手間がなくなるので、断然楽です。

戸籍謄本が出来たら家庭裁判所に行き、子どもの氏変更申し立てをしたいと伝えましょう。

 

ヨコヨコ
変更許可審判書ってすぐもらえるの?

管理人の場合、手続き自体は当日中に出来ましたが…その場ですぐに書類は発行されませんでした。

午前11時頃に手続きを行い、書類が出来るのは午後2~3時頃だと言われました。待てない!!手続き自体にももっと時間がかかる場合もあるので、家庭裁判所に事前に問い合わせておいた方が良いかもしれません。

書類が出来上がる頃にもう一度裁判所に行っても良いのですが…正直面倒ですよね。

おススメなのは郵送です。郵送希望なのを伝えれば、書類が準備出来次第、送ってもらえます。管理人も郵送してもらい、手続きをした2日後に無事届きました。

子の入籍届

変更許可審判書が手元に届いたら、区役所の戸籍課で子どもを母と同じ戸籍に入れる手続きを行います。

必要な書類

  • 入籍届
  • 子の氏変更許可審判書
  • 子どもの戸籍謄本
  • 子が入籍する親(母)の戸籍謄本(本籍地で手続きを行う場合は不要)

あと、届出人の印鑑が必要になります。子どもが15歳以上なら、子どもの印鑑、15歳未満なら親権者のものが必要です。

これで子どもが母と同じ戸籍となり、母と同じ苗字になります!

手続き自体もすぐ終わり、新しい苗字の住民票であれば即日発行してもらえました。新しい戸籍謄本は、離婚後に新しい戸籍を作ったときと同様に少し時間がかかるようです。

まとめ

離婚後にしなくてはいけない、年金・健康保険と、子どもの氏変更についての手続きでした。

書類を揃えたり、裁判所や区役所に行ったり…。しかも、平日しか手続きが出来ないのでなかなか面倒ですが、どちらもとっても大切な手続きなので、頑張って乗り切りましょう!

当サイトには以下の記事もあるので、気になる方はぜひご覧下さい。

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あと、もし子どもがまた父の戸籍に入り、父の苗字を使いたくなったら…再度裁判所で氏の変更申し立てを行えば苗字を変えることが出来ます。子どもの意志を尊重して、選ばせてあげたいですね。

 

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